寄港地
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              細い路地の突き当たりに小さな鐘楼を抱く青いドーム屋根
              その天辺では真っ白なロシア十字が控えめに天を指し
              ふたたび突き当たり左に15歩ほど歩きますと
              レトロモダンな INDIA CLUB の施設が現れて。
              この小路をたどる朝の散歩は、坂のふもとの
              一の宮神社さん参拝から始まります。
              異人館通りのタンゴスタジオ、更に西に進んで神戸外国倶楽部を取り囲む
              鬱蒼と茂る大きな木々。
              表層的なイメージなんでしょうが、やっぱ好き、神戸。
         


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               異人館においてあるマトリョーシカは、わしが納めた。
               って、6年前に亡くなった伯父がよく言ってました。
               戦争捕虜で拘束されていたため、ロシア語が堪能な不思議なおじさん。
               元町のはずれにあった彼の小さおな店は
               神戸港に入港したロシア船の乗り組み員がよく立ち寄り、
               売買というより、物々交換的な方法で日本の生活用品や娯楽品と
               ロシアの時計や琥珀などの民芸品、はたまたセーラー達が脱いで
               置いていったピーコートや水兵帽、肩章やバッジで溢れかえっていました。
               決しておしゃれショップではございません。
               どちらかといえば猥雑で少しだけ文化的。
               私はその光景を、学校帰りにお店の外に置かれた椅子に座って、
               おじさんが近くの喫茶店からとってくれたミックスジュースを飲みながら
               見ているのがとても好きでした。
               ある意味シガシガの原風景かも。
            


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            そして2012年。
            神戸で cigale-cigale としてギャラリーで展示をさせて頂いてほぼ10年。
            ギャラリーLe Port さんは今ではシガシガの寄港地です。
            紆余曲折、シガシガの近代史?を見守って下さったオーナーさんがいらっしゃいます。
            そして、一年に一度お会いできるお客様。シガシガを忘れずにわざわざ
            ご来店頂けますこと、本当に嬉しいです!
            10数年ぶりに可愛いべビちゃんとお越し頂いたお客様もいらっしゃいました。
            感慨無量。
            そして、いつも何かと気にかけてくださるKarma Bag の S 先輩。
            この度もいろいろとお世話になりました。

            みなさま ありがとうございました。

  
                   merci beaucoup du fond de mon coeur !

             

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               最後にお知らせです。
               今週末 6月8(金)9(土)は、大阪南堀江のセレクトショップ
               Mon chou chou さんでの裏庭蚤の市に参加致します。
               アクセサリー、雑貨、マッサージ、天然酵母パンあり、の
               コンパクトですがディープな構成です。
               梅雨前にいっちょお出かけ☆してみませんか。

 
           
            
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by c-cigale | 2012-06-06 17:56
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